神を食べた人間の話。韓国のGentlemaniacから、ターン制の戦略RPG『ホライゾンウォーカー』がApp Store/Google Play向けに配信されていて、無料のSteam版もある。
基本無料で、ガチャはゲームの中でたまるお金でも回せる。ここでは、ストアに「スマホでは重い」「落ちる」という声が並ぶこのゲームを、スマホじゃなくてPCで動かして遊ぶやり方を、ゲームの中身と一緒に紹介する。

神を食べる人間と、かわいい親衛と。
舞台は、人類がいちばん栄えていたころの地球だ。ある日、空間に「亀裂」と呼ばれる次元の裂け目が開き、そこから「堕ちた神」が出てきて文明をこわしはじめる。人間をモンスターに変えてしまう「オブリビア現象」もあって、人類は滅びる一歩手前まで追いこまれる。
そこに、神を殺してその力を奪った人間が現れた。人々はその人間を「人神」と呼ぶ。プレイヤーは、東アジア連邦で生まれたひとりの人神になって、次元の向こうから来た少女たち「親衛」を集め、堕ちた神と戦う。ストアの説明文には「神になれ、すべてを手に入れよ」とある。
作ったのはGentlemaniac inc.(ジェントルマニアック)。ソウルの江南区にある会社で、『ラストオリジン』を作っていたメンバーが独立して立ち上げた。共同代表はポク・ギュドン氏とイ・テウン氏。韓国で先に配信されて、本国では2周年のイベントをやっている。日本版は字幕も音声も日本語で、日本専門の運営チームを置いて声を集めているとのこと。
数字を並べておく。Google Playは星4.3・5,230件・50万ダウンロード超・16歳以上。App Storeは星4.1・759件・17+・453MB・iOS 16以降。Steam版は2,466件のレビューで好評72%だ。
スマホより、PCが向いている。
このゲームはGoogle Playの説明文に「スマホでもPCでも」と書いてある。公式がPCで遊ぶことを前提にしているゲームだ。
そしてストアレビューを見ると、スマホ側の声がきびしい。App Storeには「ログイン画面で落ちる」「1-8からブラックアウトして起動しなくなった」「iPad 10で遊べない」が並ぶ。同じ人が「PC(Steam)は問題無し」と書いているのが目を引く。Google Playにも「正直、結構重い」という声がある。
PCで遊ぶ道は3つある。無料のSteam版、Google Playの「Windows にインストール」から入れるGoogle Play Games版、そしてスマホ版をそのままPCで動かす「スマホゲームプレイヤー」だ。
Steam版はそれで困らない人も多い。ただ、攻略Wikiによると、Steam版にはnProtect GameGuardというアンチチートが入っていて、セキュリティソフトが誤って反応した例がある。Game*Sparkの記事でも、Steam版はWindows Defenderの誤検知の対策で配信が延びた。公式はセキュリティシステムを新しいものに変える予定で、今までのMODが動かなくなることがあると案内している。
Google Play Games版は、Windows 10(v2004)以降・SSDに空き10GB・メモリ8GB・4コア・ハードウェア仮想化オン、と求めるものが多い。スマホゲームプレイヤーのBlueStacksはメモリ4GB以上で動くので、古めのPCならこちらのほうが入りやすい。
もうひとつ。戦闘の「TPSモード」は、公式のお知らせに「左クリックしたあとカーソルを動かして視点を変える」と書いてある。マウスで遊ぶことが作りに入っているゲームだ。
利用規約も見ておいた。韓国の利用規約には、スマホゲームプレイヤーや複数アカウントを禁止する文は無い。BlueStacksの公式ページには、このゲームがBlueStacks向けの版として配られていて、スマホ版とは別の演出があるとまで書いてある。PCで動かすこと自体を運営がいやがっているゲームではない。
ホライゾンウォーカーをPCで遊べるスマホゲームプレイヤーを紹介!
やり方は簡単で、スマホゲーム実況者が使っている「スマホゲームプレイヤー」をダウンロード&インストールするだけ。
Googleの公式Androidシステムがベースなので、安心して使える。
ここでは、ホライゾンウォーカーにおすすめのプレイヤーを、やり方と一緒に紹介していく。

5分~10分くらいの作業でPCで遊べるようになるよ!
BlueStacks PC:ゲーム実況者にも人気の定番プレイヤー

BlueStacks PCは、YouTubeのゲーム実況者にも広く使われている、知名度ナンバーワンのPC向けスマホアプリプレイヤーだ。
Googleが公開しているオープンソースの「Androidシステム」をベースに開発されており、すべて無料で使える。
多くの配信者やプロゲーマーからも支持されているので、信頼性は抜群だ。
BlueStacks PCでホライゾンウォーカーを始める方法
まずはBlueStacks PCをダウンロード!
| スマホアプリプレイヤーのダウンロード | |
| ダウンロード&プレイはすべて無料! | |
| 【公式】BlueStacks PC ダウンロードサイト | |
ダウンロードしたファイルからBlueStacks PCをインストールしよう。
インストール作業

BlueStacks PC公式サイトからインストーラーをダウンロードする。

ダウンロードした「BlueStacks」のファイルをダブルクリックするとインストールが始まる。
「次へ」「インストール」のボタンを順番にクリックしていけば完了だ。
BlueStacks PCでホライゾンウォーカーをダウンロードしよう
BlueStacks PCが入ったら、続いてホライゾンウォーカーをダウンロードする。スマホでアプリを入れるのと同じ感覚でOKだ。
Google Playストアからゲームを検索
BlueStacks PCを起動して、検索ウィンドウにゲーム名を入力する。

検索窓に「ホライゾン・ウォーカー」と入力する。
ストアでの名前は、真ん中に「・」が入った「ホライゾン・ウォーカー」だ。
Google Playストアのログイン画面が出るので、Gmailアカウントでサインインしよう。
Googleアカウントがなくても、その場ですぐに新規作成できる。
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Googleサインイン時のバックアップや連絡先の設定は、基本的にすべてオフで問題ない。
サインインが完了したら、Google Playストアからホライゾンウォーカーをインストールする。

「インストール」を押して、Google Playストアからゲームデータをダウンロード。
ダウンロードが終わったら、「プレイ」ボタンを押してホライゾンウォーカースタート!
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これでゲームがPCで遊べるようになった!
スマホで遊んできた人は、最初のログインで今までひも付けているGoogleアカウントを選ぶこと。くわしくはこのあとの「スマホのデータは、Googleで持ってくる。」で書く。
Steam版と、Google Play Games版と。
PCで遊ぶ3つの道を、表でくらべておく。
| 比較項目 | Steam版 | Google Play Games版 | スマホゲームプレイヤー |
|---|---|---|---|
| スマホ版とのデータ共有 | ○(Google/Apple) | ○(Google) | ○(Google) |
| 入れるのに要るもの | Steamアカウント | Googleアカウント+Windows 10(v2004)以降 | Googleアカウントだけ |
| PCの目安 | 最低 メモリ2GB・GTX 460/推奨 メモリ4GB・GTX 660 | メモリ8GB・4コア・SSDに空き10GB・仮想化オン | メモリ4GB以上・空き10GB |
| 肌の露出 | ひかえめにしていない版(攻略Wiki・レビュー) | Google Play版と同じ(ひかえめ) | Google Play版と同じ(ひかえめ) |
| 複数アカウント同時起動 | × | × | ○(マルチインスタンス対応) |
| ほかのスマホゲームも一緒に | × | 対応しているゲームだけ | ○ |
| 起動のしかた | Steamのライブラリから | Google Play Gamesのランチャーから | BlueStacksのGoogle Playから |
正直に書くと、PCだけで新しく始めるなら、無料のSteam版でも困らない。ストアレビューにも「PC(Steam)は問題無し」とある。Steam版はALT+Enterでウィンドウ表示にできるとのこと。
スマホゲームプレイヤーが向くのは、Androidで遊んできてGoogle Playの決済に慣れている人、ほかのスマホゲームも同じ画面に並べたい人、2つ目の窓でサブアカウントも動かしたい人だ。Steam版のアンチチートにセキュリティソフトが反応して困った人にも、逃げ道になる。
露出の話をひとつ。攻略Wikiによると、Google Play版とApp Store版は、ほかの版より肌の見える面積を減らしてある。スマホゲームプレイヤーで動かすのはGoogle Play版なので、そこは同じだ。BlueStacksの公式ページには、BlueStacks 5向けの別の版もあると書かれている。気になる人はそちらのページを見て欲しい。

スマホのデータは、Googleで持ってくる。
攻略Wikiによると、Steam版・Google Play版・App Store版は同じサーバーにつながっていて、GoogleアカウントかAppleアカウントにひも付けておけば、別の機種で同じログインをするだけでデータが続く。PCで動くのはAndroid版なので、使うのはGoogleアカウントだ。
Androidで遊んでいる人は、ゲームの設定からGoogleアカウントにひも付けてあるかを先に見ておく。ひも付けてあれば、PCのBlueStacksで同じGoogleアカウントでログインすればいい。
iPhoneでAppleアカウントだけの人は、ひと手間いる。個人の投稿によると、設定→アカウント→アカウント管理にある「アカウントのエクスポート」からGoogleアカウントにひも付けられて、それでSteam版でも同じデータが遊べたとのこと。ただし、App Storeのレビューには「Gmailの項目が消えた」という声もある。自分の画面で項目があるかを確かめて欲しい。
App Storeのレビューには「iOS版はメンテが長引くことがあるので、Googleの連携でほかのプラットフォームでも遊べるようにしておくと安心。UIDも控えておくといい」という声があった。iPhoneが落ちて遊べないときに、PCで続きができるのは大きい。
ゲストのままは危ない。利用規約には、外部のアカウントとひも付けていない「臨時会員」は、端末を変えたりアプリを消したりするとデータを戻せないことがある、と書いてある。PCに持ってくる前に、必ずひも付けをすませておこう。
絵はきれい。中身は重い。
親衛はかわいい少女たちで、コスチュームも多い。でも物語は、ストアの説明文が自分で「グロテスクで残酷な描写が際立つダークファンタジー」と言うくらい重い。かわいい絵と重い話のギャップが、このゲームの顔だ。
親衛とは好感度があって、上げていくと専用のエピソードや個別のストーリーが開く。公式のお知らせでは、新しい親衛が来るたびに「マッサージ・バスルーム・寝室の好感度イベント」が足されている。公式サイトには「プライベートルーム」という言葉もある。
年齢の指定は、Google Playが16歳以上(激しい暴力、セクシャル)、App Storeが17+。Steamのページにも「半裸や性的な表現がある」という注意書きがある。配信や動画にするときは、配信サイトのルールにぶつからないように気をつけて欲しい。
ストアレビューには「変えた衣装がストーリーの場面にそのまま出る」「絵柄で引いている人も多そうだけど、もっと注目されていい」という声があった。逆に「全体的に下品」「胸を大きくすればいいと思っている」と書いてすぐ消した人もいる。ここは好みがはっきり分かれる。
マス目じゃない、距離で戦う。
戦闘はターン制だ。公式サイトは「時間と空間を制御する」戦い方だと言っている。Google Playのレビューには「マス目じゃなく距離と半径を使うタクティカルコンバットというだけでも触ってみてほしい」とあった。マス目を進む将棋のような戦闘ではなく、キャラの周りの円の中に敵が入っているかで攻撃が決まる形だ。
人神も戦場に立つ。ストアレビューに「主人公イケメン&戦闘参加型」とあるとおり、主人公は後ろで見ているだけではない。親衛は前で殴る役・受ける役・支える役に分かれていて、専用武器を持つと大きく変わる。攻略記事では専用武器を「餅武器」と呼んでいて、本体1体と専用武器1本で想定された強さになるとのこと。
親衛の強さは、本体のレベル(上限60)、武器、「聖痕」という4枠の強化パーツ、6枠の特性で決まる。編成にはコストがあって、上限はストーリーを進めると18まで上がる。
ここ半年で足されたものも多い。人神の力を親衛に分ける「半神化」は、半神化した親衛がリーダーとして人神の代わりに立てて、コストを無視して置ける。「総力戦」は敵の攻勢を防いで地域を取る戦いで、神力で分隊を置いて、権能で敵や味方に大きな効果をかける。オート戦闘には「集中対象」という設定が入って、バフの主な相手を決められるようになった。
そして「TPSモード」。戦闘中にアイコンを押すと、上から見る画面が3人称の視点に変わって、親衛の動きを近くで見られる。視点はタッチのドラッグか、左クリックのあとにカーソルを動かして変える。ここがマウスの出番だ。
やることは戦闘だけではない。「亀裂探査」は45層まであり、討伐、願い、特殊訓練場、イベントステージが並ぶ。ログインしていない間も放置報酬がたまり、プレイを止める強制広告は無い。

ガチャは、契約するまで消えない。
ガチャの名前は「フェアリーネット検索」。1回の検索で5つ出てくる。常設の「多重検索」は親衛と武器が両方出て、ピックアップの「特別検索」は対象の親衛と専用武器が出る。期間限定の「集中検索」は自分で候補を選べる形で、期間が終わると使っていない券は消える。
1回に使うのは、課金石のエクステルシウム330個か、クレジット20万か、チケット1枚。クレジットはゲームの中でたまるお金なので、無課金でも回せる。多重検索のチケットは、毎週リセットされる亀裂探査でタダで手に入るとのこと。
出る確率はEXが0.5%、SSが2%。ただし救済があって、攻略記事によると紫のゲージが4回でSS確定、金のゲージが10回でEX確定になる。
このゲームならではの決まりがある。出た親衛や武器は、そのままでは手に入らない。「契約」のコストを払ってはじめて自分のものになる。検索の結果は、次の検索かピックアップの期限まで残るので、あわてて契約しなくていいと攻略記事は書いている。
そして、2周年で「フェアリーネット:スタートダッシュ」が入った。公式のお知らせによると、アカウントにつき1回限りで、1日に最大100回まで無料で結果を更新できる検索だ。期間限定ではなく、契約するまで残る。Google Playの説明文は「EX級が出るまで、毎日10時に無料100連」「アカウントを消すリセマラなしで、好きな親衛と一緒にスタートできます」と言い切っている。だから、このゲームにリセマラはいらない。
Steamのレビューには「課金はスキンだけですむ」「ほとんどのキャラは無凸+専用武器でなんとかなる」「1年で全キャラそろった」という声がある。攻略Wikiも、ストーリーをある程度進めていれば、ガチャの更新ごとに無課金でも新キャラと新武器を取れると書いている。
難しさは、隠さない。
やさしいガチャの裏で、戦闘はきびしい。Steamの不評レビューには「ストーリーに固定編成のマップがあって、オートでは勝てない」「レベル40からストーリーの難度が上がって、レベルが止まる」「イベントの成長ミッションにレベル60が入っている」と書かれている。Google Playにも「オートは無駄な動きが多い。HPが減っていないのにヒーラーがずっと回復している」という声がある。
お金にも上限がある。攻略記事によると、クレジットの入り口はストーリーのステージ、時間でたまる信仰畑、毎日と毎週のミッション、イベントステージで、無制限に稼ぐ手段は無い。育成するキャラをしぼれ、というのが経験者の共通した意見だ。
だから序盤はストーリーを進めることに全部ふる。人神レベルと信仰レベルが上がり、親衛のレベル上限(人神と同じまで)と編成コストの上限が上がり、討伐や特殊作戦が開く。星3を取る必要はなく、星1のクリアでいい。
詰まったら、攻略記事が挙げる手はこうだ。ピックアップで強い親衛か専用武器を取る。一軍のレベルを上げる。挑発で敵のスキルを止める。武器のレベルを上げる。聖痕はEXだけ強化する。陣形を組み直す。
最初の1体は、経験者がそろって「オリヴィア」を挙げる。スタートダッシュでオリヴィアと、もう1人EXが同時に出たらOKとのこと。専用武器の「星斬り」がピックアップにあれば、なおいい。序盤に手に入るSS以下では、回復のベラ、近接の攻撃力を上げるエルネステ、シールドのノノハ、そしてコスト5の新規向けアタッカーとして作られたジュウザが名前に挙がっていた。

ストアの声は、割れている。
Steamの好評72%は、「ほぼ好評」の帯だ。よい声は、課金圧の低さ、キャラごとに役割がはっきりしていること、レベル上限に届いてからの考える楽しさ、そして風呂と寝室の場面。悪い声は、新しく始めた人へのきびしさに集まっている。
Google Playの星4.3では、「ストーリー追加と一緒に総力戦が来て、TPSモードも入って、やることが増えてきた」「無課金にすすめられる」という声と、「雑なバランスを色気でごまかしている」「サブゲームとしてはギリ遊べる」という声が並ぶ。
App Storeの星4.1は、落ちる・起動しない・iPadで遊べない、が目立つ。「星1が多いのはiPhoneで動きが安定しないせいで、ゲーム性と運営のサポートとガチャは最高」と書く人もいた。スマホで落ちて困っているなら、動かす機械を変えてみるのがいちばん早い。
ホライゾンウォーカーの基本データ
| タイトル | ホライゾンウォーカー(ストアの表記は ホライゾン・ウォーカー/Horizon Walker) |
|---|---|
| ジャンル | ターン制の戦略RPG |
| 料金 | 基本無料(アイテム課金あり) |
| 対応機種 | Android/iOS/PC(Steam・Google Play Games) |
| 開発元 | Gentlemaniac inc. |
| 配信元 | Gentlemaniac inc. |
| データ連携 | Googleアカウント/Appleアカウント(PCで使うのはGoogle) |
| 公式サイト | ホライゾンウォーカー 公式サイト |
| ダウンロード | Google Play/App Store/Steam/Google Play Games |
かわいい親衛と、重い物語と、きびしい戦闘。それをスマホで落ちながら遊ぶより、PCの前で腰をすえて遊ぶほうが、このゲームには合っていると思う。Steam版で始めてもいいし、上のBlueStacksの流れでスマホ版をそのまま持ってきてもいい。気になったら、まずGoogleアカウントのひも付けから試して欲しい。




